ライムは熱帯・亜熱帯地域を原産とするミカン科の常緑小高木です。 その直径3-6センチメートル程度の果実は、熟すと黄緑色に変わり、薄い果皮と強い酸味を特徴とします。また、白色の花は香り高く、レモンよりも酸っぱさが強いのが特長です。 日本では温暖な地域なら栽培可能ですが、寒さに弱いため冬の管理が重要です。主な品種に小ぶりなキーライムとリーフがダブルのカフィアライムがあり、後者はタイ料理に使われます。 ライムの果実はカクテルをはじめ飲食に広く用いられ、ビタミンCも豊富です。 その酸味、香り、美しい緑は、料理や飲み物に活かされて私たちの食生活を豊かにしているのです。
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