ルリアザミ(Centratherum punctatum)は、日本では主に沖縄県や九州地方で栽培されている一年草です。その美しい花は観賞用として庭やプランターで栽培されることが多く、また薬用植物としても利用されてきました。民間療法では、傷や腫れ物に効果があるとされています。 ルリアザミの花は美しい青紫色で、花径は約2cmほどです。花期は夏から秋にかけて、花が咲くときには花冠の先端が針状に尖っています。 ルリアザミの葉は長さ10〜15cmで、羽状に切れ込んでおり、縁には鋸歯があります。葉の表面はざらついており、触ると少し硬い感触があるでしょう。 ルリアザミ(Centratherum punctatum)の起源はブラジルです。熱帯アメリカからメキシコ、カリブ海諸島にかけて自生しており、とくにブラジルの熱帯雨林地帯に多く分布しています。ルリアザミは日本にも導入されており、その美しい青紫色の花は観賞価値が高いとされています。 ルリアザミの名前は、ギリシャ語の「kentron(刺すもの)」と「ather(穂)」が組み合わさったもので、その形状から名付けられました。また、和名の「ルリアザミ」は、花の色が瑠璃色であることから名づけられています。
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