ハタザオギキョウ(Campanula rapunculoides)は、ヨーロッパから西アジアが起源とされており、ハタザオギキョウの学名「Campanula rapunculoides」の一部である「rapunculus」が「小さな鐘」を意味しています。「-oides」が「~のような」を意味し、ハタザオギキョウの花が鐘の形に似ていることが由来です。 また、和名の「ハタザオギギョウ」は、葉がハタザオ(幡竿)のような形状であることから来ています。 ハタザオギギョウ(Campanula rapunculoides)は、ヨーロッパや西アジア原産で、日本では帰化植物として各地に分布しています。帰化植物とは海外から伝わり野生化している植物を指します。 茎は30-100cmほどに成長し、葉は互生で、下部の葉は長い柄があり、上部の葉は短い柄を持っています。 花は鐘形で、径1.5-2cm、青紫色です。花期は6月から8月で、茎の上部に総状花序をつけ、下向きに咲きます。 果実は蒴果で、種子が多数含まれており、繁殖力が強く、庭や道端などに生育し、時には雑草として扱われることもあります。
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