シマムラサキは、学名をCallicarpa glabraといいます。この植物は、日本を含む東アジアが原産地で、山地や低山地の森の中でよく見られます。 姿は低木で、高さはだいたい1メートルから2メートルほどです。葉は卵型で先がとがっており、長さは5センチから10センチほどです。表は光沢があって裏は白っぽいのが特徴です。 夏から秋にかけて、小さな紫色の花をたくさんつけます。花は集まって円錐形の房を作り、とてもきれいです。 実も紫色で、冬に熟します。鳥が食べて種を運ぶことで、実から新しい木が生まれます。 育てやすくて寒さにも強いので、庭先や公園など色々な場所で栽培されています。 果実の色から「シマムラサキ」と名付けられ、景観植物として人気があります。
0
0