ツルコウジは、蔓性の植物であることからその名が付きました。 また、果実が小さいことから「蔓小豆」が転じて名付けられたとも考えられています。 ツルコウジは、日本のほかに中国や台湾などの東アジア地域に自生する植物です。 湿度を好み耐陰性もあるため、日本の梅雨時期には特に元気に成長します。 湿度と日陰を好みますので、水はけの良い土壌に植えて直射日光を避けて置くと初心者でも比較的簡単に育てることができます。 ただ、寒さには弱いので、雪や霜に関しては対策を取ると良いでしょう。 ツルコウジは、高さが10~30センチと小型で、細長い形状の葉は深緑色で光沢があり対生しています。 また、5月から6月にかけて白くて小さな花を咲かせます。 花を咲かせた後は赤い実をつけます。 ツルコウジはその美しさから観賞用として栽培されてもきました。
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