マンリョウは、学名は「Ardisia crenata」で、日本を含む東アジア原産の常緑低木です。赤く大きな実をつけることから、価値が高いものとして「万両(まんりょう)」と名付けられました。 花期は初夏で、小さな白い花を咲かせます。その後、赤い実をつけ、冬までその美しさを保つのです。高さは約1m程度で、葉は濃い緑色で光沢があり、形は楕円形で縁が波打っています。 マンリョウは、日本の生けや垣庭木としてよく利用されます。その美しい実から「金運」や「繁栄」を象徴するとされ、縁起物としても親しまれているのです。 半日陰を好み、水はけの良い土壌を選びましょう。耐寒性があり、特に手間をかけずに育てることができます。 ただ、種子からの繁殖力が強いため、一部地域では外来種として問題視されています。植える場所や管理には注意が必要です。
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