フジ(Wisteria floribunda)は、日本原産のマメ科の落葉つる性樹木です。 日本では古くから愛されている花で、和の色の一つ「藤色」としても知られています。 学名は、18世紀のアメリカの医師、カスパー・ウィスターに由来しています。 フジは、日当たりと水はけの良い場所を好み、春には長さが1m以上の花房が垂れさがった淡紫色の美しい花を咲かせます。 白やピンクの花を咲かせる品種もあります。 春と秋に剪定を行うことで、美しい花をより長く楽しむことができます。 フジの成長は早く、幹の太さは30cm以上、高さは10m以上にもなるため、庭木として植える場合には十分なスペースが必要です。 フジの実は、豆のような形をしており、秋に熟しますが、毒性があるため食べられず、取り扱いには注意が必要です。
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