ジンマは、別名をトウイラクサといいます。東アジア地域に自生する多年草です。 茎と葉には刺毛が生えていて、触ると痛みを感じます。刺毛には刺激成分が含まれているため、注意が必要です。 花は小型で緑色をしており、夏から秋にかけて穂状花序を作ります。稀に黄色や赤色の花をつけることもあります。 日本に自生する種類は、学名でウルシマザサといいます。山地や草原など、日本各地で見ることができます。 ジンマの名前は、刺毛があることから「とげる」の意味でつけられました。刺毛は風に乗って遠くに飛ぶ性質があるため、広がりやすいのが特徴です。 古来、薬用に利用されてきた歴史があり、抗炎症作用や利尿作用など、健康増進に良い効果があるとされています。実は小型で黒く、食用になりますが、苦みが強い味です。 日当たりと湿度、土壌の肥沃度が重要な育成条件として知られています。
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