イヌシバは、南米大陸に自生している多年生の草本植物です。学名はStenotaphrum secundatumで、別名が存在しないのが特徴です。 イヌシバの葉は、幅広く緑色をしていて、長さは10-20センチメートルほど。また、葉の表面はなめらかな手触りがあります。 花は小ぶりで、白や淡黄色を呈し、夏から秋に開花します。 この植物は、温暖な気候を好み、日当たりのよい場所で成長します。 日本では亜熱帯地方で栽培されていて、庭園や公共緑地の芝生として利用されることが多いのです。それは、乾燥に強く、手入れが容易だからです。 イヌシバには、葉の模様が異なる品種が存在します。 例えば、Variegatumという品種は白い斑点があるのが特徴。また、Triniiという品種は寒冷地に適しています。 観賞目的でイヌシバの花を楽しむことができますが、特に意味はないでしょう。むしろ、その丈夫さと育てやすさがメリットです。 イヌシバの実についての記述がないので、食用にはならないと考えられます。 イヌシバは、緑化植物として人気がある理由は、丈夫で育てやすいことと、美しい葉や花を楽しめる点にあります。温暖な場所に植えるのが望ましいでしょう。
0
0