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ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)-i
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)-i

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

別名
トゲソバ
学名
Persicaria senticosa

基本情報

タデ Persicaria ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
Polygonaceae > Persicaria > Persicaria senticosa
92%
完成度

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    草丈・樹高
    花の色
      葉の色
        開花時期
        6月-9月
        日当たり
        耐寒性ゾーン
        耐寒性
        耐暑性
        原産地
        成長速度

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)の特徴

        概要

        ママコノシリヌグイ(Persicaria senticosa)は、日本をはじめとする東アジア地域に自生している植物です。タデ科の多年草で、湿地や水辺、山地の草地などの場所を好み、日本では広い地域でその姿を見ることができます。 茎は直立し、高さは30-80cmになります。葉は長楕円形で、先端が尖り、縁に細かい鋸歯があります。また、葉柄の基部には膜状の托葉があり、これが特徴的です。 花期は7月から9月で、茎の先端に総状花序をつけ、小さな白色の花を密に咲かせます。花は5弁で、直径は約2mmです。果実は扁平な痩果で、種子は黒褐色をしています。 ママコノシリヌグイの起源は、東アジアにあるとされています。 ママコノシリヌグイの学名「Persicaria senticosa」は、ラテン語で「桃に似た」という意味を表す「ペルシカリア」と、同じくラテン語で「棘のある」という意味を表す「センティコサ」を組み合わせて。その名がつけられたとされています。 日本語名の「ママコノシリヌグイ」は、アイヌ語の「ママコノシリ」(ママコ=葉、ノシリ=山)と、日本語の「ヌグイ」(潜る)が組み合わさった言葉で、山の葉が潜るように茂る植物という意味が込められています。

        花言葉

        ママコノシリヌグイ(Persicaria senticosa)の花言葉は、「忍耐」や「我慢強さ」、「謙虚な愛」などが挙げられます。これらの花言葉は、ママコノシリヌグイが厳しい環境にも耐えて生育する姿から連想されるものです。 代表的な花言葉の「忍耐」は、困難な状況や苦しい状況に耐える力のことを指します。ママコノシリヌグイは、乾燥や寒さなどの厳しい環境にも適応し、生き抜く力があることから、この花言葉が付けられました。

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)の栽培時期・カレンダー

        栽培時期・カレンダー

        NO DATA

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)の育て方

        水やり

        ママコノシリヌグイの成長期にあたる春から夏にかけては、成長のために水分が多く必要となるだけでなく、気温の上昇に伴って土壌が乾燥しやすい時期にはいるので、こまな水やりが重要となります。また、水は根元に直接与えることで、根腐れを防ぐことができます。 秋から冬にかけては、成長が緩やかになるため、水やりの頻度を減らすことが必要です。土壌の表面が乾いたら、水やりを行い、土壌全体が湿った状態を保ちましょう。ただし、過湿にならないように注意してください。 ママコノシリヌグイは湿り気を好む植物ですが、過湿になると根腐れの原因となりますので、適度な湿度を保つことが大切です。

        土壌・肥料の管理

        ママコノシリヌグイの生育に最適な土壌は、腐葉土や有機質を含んだ土壌とされています。また土壌のpHは、5.5から7.0の範囲を好みます。植物が好む土壌で育てていくことで、健康な状態で成長していくことでしょう。 肥料に関しては、春から夏にかけて、月に1回程度、液体肥料を与えてください。特に、窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含んだ肥料を選ぶことが重要です。 秋から冬にかけては、肥料の与え方を減らし、冬季は肥料を与えないことが推奨されます。

        日当たり・気温の管理

        ママコノシリヌグイの生育に最適な日照量は1日当たり4~6時間程度です。半日陰から日向を好む性質があるので、あまりに日差しが強すぎると、葉焼けを起こしてしまうことがあります。日照時間の管理には充分注意しておきましょう。 鉢植えの場合、最適な置き場所は東向きや西向きの窓辺で、朝夕の日光が当たる場所が良いでしょう。また、日光が強い場合は、日よけネットやカーテンを利用して、適度な日陰を作ることが効果的です。 ママコノシリヌグの生育に最適な気温は、15℃から25℃程度とされていますが、これはあくまで目安であり、個体差や環境条件によって変わることがあります。この温度の範囲を守るようにして、気温の管理を行っていくと良いでしょう。 最適な気温を保つためには、日陰や風通しの良い場所に植えることが効果的です。 耐寒性があるため、冬場でも霜に当たらない場所であれば、特別な対策は必要ありません。 ママコノシリヌグイの夏越しに関しては、日当たりの良い場所で育ててください。水はけの良い土壌を選び、乾燥に注意しながら適度な水分を保ちましょう。 冬越しの際には、特別な対策は不要ですが、霜が降りる地域では、霜よけのネットをかけることで寒さから守ることができます。また、株元に腐葉土やマルチングを施すことで、根元を保護することができるのでおすすめです。

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)の上級者向け育て方

        剪定の方法

        ママコノシリヌグイは、基本的には自然に任せておいても問題なく成長していきますが、成長が旺盛な植物であるため、剪定や切り戻しを行うことがあります。もし剪定や切り戻しを行う場合は、適切な時期と手順を守るようにしてください。 剪定や切り戻しを行う場合は、春から初夏にかけてが最適です。 剪定の手順は、まず枯れた枝や病気にかかった枝を取り除きます。次に、過密になっている部分を間引いて、通気性を良くしましょう。 切り戻しは、植物の高さを抑えるために行われることが多いですが、ママコノシリヌグイは比較的低い高さで育つため、あまり必要性は感じられません。

        鉢植えの方法

        ママコノシリヌグイは、春から初夏にかけて植え付けを行うのが良いとされています。 種子をまく際は、表面に薄く土をかけ、水やりを十分に行ってください。発芽後は、苗が十分に成長し、葉が3枚以上になったら、間引きを行うようにしてください。 植え替えの際は、株間を20~30cm程度に空け、日当たりの良い場所に植え付けてください。また、水はけの良い場所を選ぶことが重要です。 収穫は、茎や葉が十分に成長した夏から秋にかけて行います。

        増やし方

        植物の繁殖方法には、様々なものがありますが、ママコノシリヌグイの場合は一般的に、株分けや挿し木を用いて繁殖を行います。どちらの方法も繁殖に成功する確率が高いですが、株分けがより簡単で効率的に繁殖を行うことができます。 株分けは春から初夏にかけて行うのが最適で、株を掘り上げて根を切り分け、新たな場所に植え付けてください。株分けによる繁殖は、成長が早く、短期間で株が増えるため効率的です。 一方、挿し木は夏から秋にかけて行います。新芽が伸びた枝を切り取り、下部の葉を取り除いた後、挿し木用の土に挿して水分を保ち、日陰で管理しましょう。挿し木による繁殖は、品種の特性をそのまま引き継ぐことができるため、品種改良に適しています。

        病害虫対策

        ママコノシリヌグイは、カビ病にかかりやすい場合がありますので、病気を防ぐために、水捌けの良い土壌を準備し、通気性の良い場所に植えてください。 害虫に関しては、アブラムシやカイガラムシなどが付くことがあります。これらの害虫が発生した場合は、手で取り除くか、殺虫剤を使用して駆除しましょう。 また、ママコノシリヌグイは、他の植物との競合に弱いため、雑草の除去や適切な間隔での植え付けが病害虫の発生を抑える助けとなります。

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)の分布地図

        分布・生息地

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)の毒性

        人や動物への健康効果

        edible
        不明
        毒性
        不明

        ママコノシリヌグイ(Persicaria senticosa)は、過去には民間薬として利用されていたことがありますが、現代の医学では、ママコノシリヌグイの効果については十分に検証されていないため、治療目的での使用は推奨されません。 人体への毒性や健康への影響については特に心配する必要はないと言えますが、治療目的での使用は避けるべきです。

        犬や猫への影響

        ママコノシリヌグイ(Persicaria senticosa)を犬や猫が食べてしまった場合でも、特に健康への悪影響は考えられません。ただし、個体差や摂取量によっては、消化器系の不調やアレルギー反応が起こる可能性がありますので、異常があれば速やかに獣医師に相談してください。犬と猫での影響に差はないと考えられます。

        ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) (Persicaria senticosa)のQ&A

        • ママコノシリヌグイとアキノウナギツカミの違いは?

        • ミゾソバとママコノシリヌグイの違いは何ですか?

        • ママコノシリヌグイのおすすめの選び方はありますか?