ヤマドリゼンマイは、シダ植物の一種で、原産地は北アメリカと東アジアです。湿地や沼地に自生し、日本では北海道から九州まで広く分布しています。 学名をOsmundastrum cinnamomeumと言い、山鳥が羽を広げたような形状が名前の由来となっています。 高さが1m以上にもなる大型のシダで、観賞用として利用されることが多い植物です。赤褐色で成長すると緑色に変わる新芽が美しいとされ、山菜として利用されます。 花はなく、初めは赤褐色で、時間が経つと黒褐色に変わる胞子を形成する羽片が特徴的です。 この植物は、湿度を好むため、乾燥には弱いですが、半日陰であれば、比較的簡単に育てることができます。
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