メマツヨイグサ(Oenothera biennis)は、日本では帰化植物として各地に分布しています。抗酸化作用があるとされ、健康食品や化粧品として利用されることもあります。 高さは50cmから1.5mほどで、茎は直立し、分枝が少ないのが特徴です。葉は長楕円形で、縁に鋸歯があり、互生しています。 花は黄色で、直径2-4cmほどの大きさがあり、花弁は4枚です。花期は夏から秋にかけてで、夕方から夜にかけて開花し、次の日の午前中にはしぼんでしまうため、メマツヨイグサという名前がついています。 果実は細長い蒴果で、長さは2-4cmほどです。種子は多数含まれており、風によって散布されます。 メマツヨイグサ(Oenothera biennis)は、北アメリカ大陸が起源とされています。 メマツヨイグサの和名である「メマツヨイグサ」の名前の由来は、花が夕方に咲き始め、翌朝にはしぼんでしまうことから、「夜咲く」という意味の「夜イ」(ヨイ)と、「草」を意味する「グサ」が組み合わさったものです。
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