ハウチワマメ(Lupinus perennis)は高さ30cm~70cmほどに成長する北アメリカ原産の植物です。葉は掌状複葉で、7~11枚の小葉が扇のように放射状に広がっていることから、ハウチワマメと呼ばれています。 春から初夏にかけて美しく穂状に咲く花が注目を集め、庭木としての人気も高く、その花色は青紫色を中心にピンクや白のものがあります。また、豆状の種子には苦味があるものの、適切に調理すれば食用にすることも可能です。 そのほか、土壌の窒素固定能力による貧弱な土地でも育ちやすい特性を生かして、土壌改良や緑化にも多く利用されています。
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