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リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)-i
リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)-i

リシリリンドウ(利尻竜胆)

別名
カワカミリンドウ,クモマリンドウ
学名
Gentiana jamesii

基本情報

リンドウ Gentiana リシリリンドウ(利尻竜胆)
Gentianaceae > Gentiana > Gentiana jamesii
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
30cm ~
花の色
葉の色
開花時期
7月-8月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
5
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
アメリカ
成長速度
普通

リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)の特徴

概要

リシリリンドウは、北アメリカ大陸の高山地帯を原産とする植物です。学名はGentiana jamesiiで、ギンナン科の植物に分類されています。 この植物は、別名を持たないのが特徴です。乾燥した岩場や荒れ地など、過酷な環境に生育しています。茎は直立して伸び、高さはおよそ30から60センチメートルほどになります。対生する葉は細長く、青緑色をしているのが普通です。 開花時期は夏から秋にかけてで、径2~3センチの一重咲きの花をつけます。代表的な花色は青紫ですが、白やピンクなどの変異品種も存在します。細長く尖った独特の形状が、美しい印象を与えています。 この花には、「高貴」「誠実」「信頼」といった意味が込められた花言葉があると言われます。高山植物としてのイメージから、登山者や観光客に人気が高い花の一つです。 形や色の異なる様々な品種が作出され、庭園や花壇で栽培されることも多くなっています。日当たりと排水性の良い環境を提供すれば、比較的育てやすい植物といえます。 小さな実をつけることもありますが、リシリリンドウの主な魅力は花にあるといえます。実の形成は開花条件次第で変わるものの、一般的には小ぶりで丸い形をしています。

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花言葉

リシリリンドウの花言葉は「誠実」で、その真実さや正直さを象徴しています。リシリリンドウは強靭な生命力を持ち、過酷な環境に耐えて生育する植物です。花の美しさと生育環境の厳しさから、誠実さや耐久力のシンボルとなったのです。 リシリリンドウは6月15日の誕生花で、誠実さを身に付ける効果があるとも信じられています。リシリリンドウは勇気と希望の象徴としても人々に愛されています。

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リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

リシリリンドウの開花時期は夏から秋にかけてで、8月から9月が一番きれいな時期です。青紫色の花は、一つ一つが美しい形をしています。 リシリリンドウは、昼間の明るい時間に花を咲かせる特徴があります。開花するまでは、数週間から1か月ほどかかります。花を長く咲かせるには、冷涼で湿気のある環境が必要です。高山植物のため、低温と湿気に適応しているのです。 栽培の際は、高山植物に合った条件を作る必要があります。冷涼な場所で日光を十分に当て、水はけのよい土で水やりを適宜行います。開花時期前に肥料を与えるのも良いでしょう。

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リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)の育て方

水やり

リシリリンドウは、乾燥した環境に適応しています。春から夏にかけての気温上昇期は、週に1回ほどゆっくり水を供給する必要があります。これは根の周辺全体に水が行き渡るよう、注意深く水を与えるためです。 一方、秋から冬の低温期はこの植物の休眠期間なので、水は控えめにする必要があります。水を過剰に与えると根腐れのリスクがあるため、適量の水やりが重要です。

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土壌・肥料の管理

リシリリンドウは、高山地帯という低温環境に自生している植物です。この植物は、土壌の性質に対して敏感に反応します。リシリリンドウが良好な状態で育つには、中性から弱酸性の土壌環境が必要です。具体的な土壌pHとしては5.5から6.5程度が適していると考えられます。リシリリンドウは保水性の高い土壌を必要とするため、砂分を含む軽い土壌ではなく、腐葉土などの有機物を混ぜた土壌を利用することが大切です。 次に肥料ですが、リシリリンドウには酸性の肥料を使用するのがベストです。成長段階に応じて、窒素、リン、カリウムをバランスよく補給することが健全な生育には重要です。月1回の頻度で適量の肥料を施すのがおすすめです。 土壌に関しては、リシリリンドウは水はけの良い土壌を必要とします。そのため、鉢の底に排水穴をあける等の排水対策が不可欠です。高山植物のリシリリンドウを育てるには、こうした土壌環境の要件をしっかりと把握することが欠かせません。条件を満たした土壌で育てることで、美しい花を咲かせることができるはずです。

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日当たり・気温の管理

リシリリンドウは植物学上、日光浴を好む種と分類されます。この種は十分な日照が成長に必須であることが知られています。日照時間が短いと、成長速度が鈍化してしまう可能性が高いのです。したがって、リシリリンドウを育成する際には、光の当たりがよい場所を選択することが大切です。 また、リシリリンドウは低温に強い種類でもあります。冬場でも生育可能で、寒さに耐えられるため、冬眠状態に移行します。この特性から、冬越しの方法は、寒冷な土地に置いて手厚く保護することが効果的と言えます。寒地では地上部が枯れることもありますが、根は生き延び、春に新芽を出すのです。 半面、リシリリンドウは高温多湿に弱い傾向もあります。そのような環境下では、成長が抑えられてしまいます。特に真夏の暑い時期は、日光を避けるために遮光ネットの使用がお勧めです。水やりにも気をつけ、過度な乾燥を防ぐ必要があります。 最適な気温については、生育域から涼しさを好むと考えられます。一般的には20度前後の環境が適していると言われています。日光を好む種類なので、午前から午後の明るい時間帯に光を浴びるのが良いでしょう。

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リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)の上級者向け育て方

剪定の方法

リシリリンドウの手入れのポイントは、適切な剪定と切り戻しです。剪定とは、枝を手で切り落とす作業のことです。 リシリリンドウの場合、春先に前年の花が咲いた古い枝を切り落とします。これにより、その年の新しい花芽の成長を促すことができます。また、夏場には葉や枝が伸びすぎるので、形を整えるための調整切りも必要です。 一方、切り戻しとは、枝の先端を切り落とす作業です。リシリリリンドウは先端に花芽がつくので、切り戻しをすることで、次の年に花芽が多くつくように誘導することができます。花芽は光を当てる必要があるので、切り戻しは高さを30cm程度にするのが適切です。 剪定や切り戻しのタイミングは、基本的に春と秋の年2回が良いでしょう。道具は鋏を使い、枝の切口はなめらかにするのがポイントです。手入れ後は、過度な日光を避け、適度に水やりを行うようにしましょう。

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鉢植えの方法

リシリリンドウを鉢植えする際は、まず鉢選びが大切です。リシリリンドウは根が深く伸びる性質があるため、深鉢を選択しましょう。 次に土ですが、リシリリンドウは酸性土壌を好むので酸性度の高い培養土を使います。株の植え付けは根を傷つけないよう注意深く行い、根がしっかり広がるよう配置します。 植え付け後は根の乾燥を防ぐため土をかぶせ、適度に水やりを行います。

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増やし方

リシリリンドウを増やす方法には、主に次の4つがあります。 まず、種から育てる「種まき」です。リシリリンドウの種子を土にまき、発芽させて育てます。細かい土にまき、軽く覆土し、日光を当てつつ湿気を保ちながら管理すると、約2週間で発芽が始まり、1か月程で苗が育ちます。 次に、株を分けて増やす「株分け」があります。成長したリシリリンドウの株を春秋に分けて、根を優しく洗浄した後、新しい鉢に植え付けます。根がしっかりついていることを確認し、水やりをして育てます。 3つ目は「挿し木」です。リシリリンドウの茎を切り取って、切り口を乾燥させた後、ホルモン剤を塗布し、新しい鉢に植えつけて根付かせます。水やりと湿度管理が必要です。 最後に「葉挿し」があります。リシリリンドウの葉を切り取り、切口を乾燥させてホルモン剤を塗り、新しい鉢に植えて根付かせます。 この中では株分けが最も簡単で確実な増やし方です。成長した株を分けることができるため、迅速に増やすことができます。

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病害虫対策

リシリリンドウは、ハダニやハムシなどの小虫によく食害を受けます。特にリシリリンドウハダニと呼ばれる種類のハダニが葉の裏面に集まることが多く、 吸汁の被害を及ぼします。リシリリンドウハムシも同様に葉を食い荒らすことで、この植物の成長を阻害します。 こうした食害は、リシリリンドウの成長の停滞や枯死を招く危険性があります。ハダニによる被害では、葉が黄変したり乾燥して枯れてしまうこともあります。一方、ハムシの食害では、葉に大きな穴が空き、外観を損なってしまいます。 これらの害虫被害からリシリリンドウを守るには、日頃からの観察を欠かさずに行うことです。早期発見、早期対応が効果的です。また、天敵を利用した生物的防除も効果が高いとされています。例えば、ハダニに対しては捕食性のダニを導入することで、自然のバランスを利用した防除が可能です。 最後に、リシリリンドウの枯れには、虫害以外の要因も関係していることを付け加えておきます。高山植物ゆえ、日照や水分の管理が非常に重要です。土壌の環境も成長に大きな影響を与えます。

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リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)の分布地図

分布・生息地

リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA

リシリリンドウ(利尻竜胆) (Gentiana jamesii)のQ&A

  • リシリリンドウのおすすめの選び方はありますか?