コバイモは、和名をミノコバイモといい、学名はFritillaria japonicaです。コバイモは、日本各地の山地や湿原などに自生している多年草の植物です。 茎の高さは30cmから60cmほどで、直立して伸びます。先端に鐘形の花をつけ、直径は2cmから3cmほどの大きさがあります。花の色は淡黄色が主で、6枚の花弁をもっています。花言葉は「希望」です。 コバイモの花期は春先で、美しい花を咲かせるため、庭園や公園などで観賞用として利用されています。形や色の異なる品種も存在します。コバイモは日本のみならず、朝鮮半島や中国東北部にも自生している植物です。 コバイモは育てやすい植物とされています。日当たりと湿度が重要で、寒さにも耐えられます。しかし、水はけの悪い土壌では根腐れの恐れがあるため、注水には注意が必要です。 実は球根の中にでき、黒く小さな種子が詰まっています。この種子は、栽培の際に利用されることがあります。
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