「カリー」は、オーストラリア南西部を原産とするユーカリの一種です。学名は「Eucalyptus diversicolor」で、その名のとおり様々な色彩を持っていることからこの名前がつけられました。 この木は最大で75メートルと非常に高く、世界で最も高い木の一つと言われています。幹の直径は2-3メートルあり、灰色や褐色の皮が特徴です。若い木は白やピンクの美しい色合いをしています。 小さな白い花を多数つけるのですが、日本ではあまり見ることができません。実は小さく、種子を含んでいます。 日本の気候では育てにくく、特別な手間が必要です。耐寒性が弱く、乾燥にも弱いため、管理には細心の注意が必要となります。 品種としてはあまり多くありませんが、ユーカリの中でも特に美しい色彩を持っているため、観賞用として利用されることがあります。 巨大な姿と美しい色彩から、自然の力強さを感じさせてくれる木です。以上が、「カリー」の特徴です。
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