カゼクサ(Eragrostis ferruginea)は、日本を含むアジア全域やオーストラリア、アフリカなどに広く分布している植物です。風が吹くと枯れたように見えることから「風枯草」と呼ばれています。 高さは30cmから1m程度に成長する多年草です。葉は細長く、茎は直立または斜めに伸びています。夏から秋にかけて淡黄色の小さな花を咲かせます。花は穂状花序を形成するのが特徴です。 カゼクサは、乾燥した土地でもよく育ち、草地や道端、畑などに自生しています。また、種子は風に乗って遠くに飛び、広範囲に分布することが可能です。
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