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ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)-i
ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)-i
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ミスミグサ(三角草)

別名
イガコウゾリナ,ミスミギク
学名
Elephantopus scaber

基本情報

キク Elephantopus ミスミグサ(三角草)
Asteraceae > Elephantopus > Elephantopus scaber
75%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
30cm ~ 100cm
花の色
葉の色
開花時期
7月-10月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
10-11
耐寒性
普通
耐暑性
強い
原産地
インド、中国、日本
成長速度
普通

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)の特徴

概要

ミスミグサ(Elephantopus scaber)は主に熱帯アジアやアフリカ、オーストラリアに分布しています。主に草原や道端、山地などの乾燥した環境に生育しており、日本では沖縄県を中心に分布し希少種となっています。 草丈は30〜100cm程度で、茎は直立し上部で分枝します。葉は互生で長楕円形から倒卵形、縁に鋸歯があります。花は頭状花序で、茎の先端に1〜3個ずつつきます。花期である夏から秋にかけて紫がかった白色の花を咲かせるでしょう。果実は痩果で、長さ4〜5mmの細長い形状をしています。 ミスミグサ(Elephantopus scaber)の名前は、ギリシャ語の「elephas」(象)と「pous」(足)に由来し、葉の形状が象の足に似ていることから名付けられました。 また、日本名の「ミスミグサ」は、葉の形状が三角形であることから、「三角草」という意味で名付けられたそうです。 ミスミグサは、主に草原や道端、山地などの乾燥した環境に生育しています。また、日本では沖縄県を中心に分布しており、その他の地域では希少種となっています。

花言葉

ミスミグサ(Elephantopus scaber)の花言葉は「忍耐」「我慢」「謙虚」「地味な美しさ」です。これらの花言葉は、ミスミグサの地味な外見や草丈が低く地面に密着して生育する姿から、困難な状況にも耐え抜く力や持ち前の強さが連想されたものでしょう。 また、ミスミグサは、乾燥に強く、環境に適応する力が強い植物であることから、「忍耐」の花言葉が与えられていると考えられます。

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)の育て方

水やり

ミスミグサの成長期である春から夏にかけての時期です。その時期は特に水を必要とするため、高い頻度で水を与えるようにして、成長を促しましょう。土壌が乾いた状態にならないように、こまめに湿度を各委任することも大切です。ただし、根腐れさせないように、水はけの良い鉢やプランターを使用してください。 秋から冬にかけては、成長が緩やかになるため水やりの頻度を減らします。土壌の表面が乾いてからさらに2~3日間待って、水を与えると良いでしょう。また、冬場に室内で育てる場合、暖房による乾燥に注意し適度な湿度を保ってください。 なお、ミスミグサはやや湿った状態を好むため、指で触れてみて湿り気が感じられる程度の土壌の湿度を保ちましょう。ただし、過湿にならないよう注意してください。

土壌・肥料の管理

ミスミグサの生育に最適な土壌pHは5.5~6.5です。また、排水性が良くやや砂質の土壌を好みます。これらの条件が揃った土壌を用意しておくと、後の生育が楽になるでしょう。 肥料に関しては、成長期である春から夏にかけての時期は、窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含んだ化成肥料を与えてください。0-10-10のNPK比率で、1ヶ月に1回程度肥料を与えるようにしましょう。 秋から冬にかけては肥料の与える量を減らし、2ヶ月に1回程度に調整します。この時期は、リン酸やカリウムを多く含む肥料を与えることで、根の発達や耐寒性を向上させることがでるでしょう。 ただし、肥料の与えすぎに注意してください。

日当たり・気温の管理

ミスミグサの生育に適切な日照量は1日に6時間以上とされています。また日当たりの良い場所を好む植物であるため、日照時間が短いと、成長が遅くなり花が咲かないことがあります。 また逆に、日差しが強すぎても、葉焼けが起こる原因となるため、適切な日照時間を確保できるように注意しましょう。全く日が当たらない場所に設置してしまうと、成長が阻害されてしまうため、適度な日当たりの良い場所に設置しましょう。 鉢植えの場合、日当たりの良い窓辺やベランダに置くのがおすすめですが、直射日光が強い場合は午後の日陰ができるように工夫してください。 ミスミグサは、分布地からもわかるように、耐暑性があり高温にも適応できる植物です。 20℃から30℃の範囲が栽培に最適な温度とされており、この温度帯であれば、成長が旺盛になるでしょう。耐寒性のある植物であるため、低温にも適応することができますが、10℃以下の気温では成長が鈍足になってしまうため、冬季は室内やハウスに避難させておきましょう。 また、日光が十分に当たる場所での栽培が望ましいですが、直射日光が強すぎる場合は、日陰を作ることで適切な温度を保ってください。 ミスミグサは夏越しや冬越しに特別な手間のない植物です。また、分布地からもわかるように、耐寒性がある植物であるため、日本の気候にも適応する事ができるでしょう。 夏越しの方法としては、日当たりの良い場所に植えることが大切です。水はけの良い土壌を選び、乾燥に注意しながら適度な水分を保つようにしましょう。 冬越しについても特別な対策は不要ですが、霜が降りる地域では霜よけのネットをかけることで寒さから守ることができます。また、株元に落ち葉や枯れ草を敷いて保温してあげましょう。

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)の上級者向け育て方

剪定の方法

ミスミグサは、剪定や切り戻しの必要性の高い植物ではありません。しかし、成長が早く茎や葉が密集して生える植物であるため、剪定や切り戻しを行うことで、植物の形状を整えることができ、見た目の美しさを保てるでしょう。 剪定や切り戻しの適期は春から初夏にかけてです。この時期に行うことで、新しい芽が出やすくなり植物の成長が促されます。剪定や切り戻しの方法として、まず枯れた茎や葉を取り除き、次に茎の先端部分を切り取りましょう。切り取る際は、茎の上部から2~3節分下がった位置で、斜めに切ってください。

鉢植えの方法

春から夏にかけての時期が、植え付けに最適です。また、やや湿った水はけの良い土壌を選ぶようにしてください。種子を直接土に撒くようにしましょう。 植え付け後、水やりは適度に行い乾燥に注意してください。また、日当たりが良い場所での栽培が適しています。 植え替えは、株が大きくなった場合や、根詰まりが起こった場合に行います。植え替えの際は、根を傷つけないように注意し新しい鉢や畑に移植してください。植え替え後は、水やりや肥料の管理を適切に行い、成長を促進させましょう。 収穫は、葉や茎が十分に成長した後に行います。葉や茎を切り取り乾燥させた後、薬用や民間療法に利用されることが多いです。

増やし方

ミスミグサ(Elephantopus scaber)の繫殖方法・増やし方は、種子を蒔く方法と株分けです。どちらの方法が最適かは目的や状況によりますが、多くの苗を育てたい場合は種子を蒔く方法、短期間で大きな株を育てたい場合は株分けが適しています。なお、挿し木や葉挿しは適していません。 種子を蒔く方法の適期は、春から初夏にかけてです。日当たりの良い場所に種子をまき、水はけの良い土壌を用意しましょう。発芽後は、間引きを行い株間を広げて育てます。この方法だと、多くの苗を一度に育てることができるでしょう。 一方、株分けは、春から初夏にかけて、根元から株を分けて植え替える方法です。株分けはすでに成長した株を増やすことができるため、短期間で大きな株を育てることが可能です。ただし、株分けを行う際には、根を傷つけないように注意してください。

病害虫対策

NO DATA

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)の分布地図

分布・生息地

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

ミスミグサは、人体に対する毒性のない植物とされています。 悪影響ではなく、健康に良い影響を及ぼす効果があるとされています。実際に、これまで民間薬として利用されてきました。 抗炎症作用や抗酸化作用、また、ミスミグサには抗菌作用もあり、感染症の治療にも役立つと言われています。茎や葉を乾燥させた物を煎じて飲むのが一般的とされています。 さらに、ミスミグサは抗がん作用もあると言われており、がん細胞の増殖を抑制する効果があるとの研究結果も報告されています。しかし、これらの効果は主に実験室や動物実験での結果であり、人間に対する効果や安全性については、まだ十分に研究されていないため注意が必要です。

犬や猫への影響

NO DATA

ミスミグサ(三角草) (Elephantopus scaber)のQ&A

  • ミスミグサのおすすめの選び方はありますか?