シベナガムラサキは、ヨーロッパ原産のハマウツボ科の一年草で、日本には明治時代に渡来したとされています。日本では北海道から九州まで広く分布し、道端や空き地などで見られます。長い花茎と紫色の花から「シベナガムラサキ」と名付けられました。 草丈は30cm~1m程度です。花期は5~8月までと長く、花の形状は筒状で長さ約2cm、紫色で花冠は5裂しています。紫色の花が美しく花期が長いため、庭や花壇のアクセントに最適です。 シベナガムラサキの種子は、果実が熟すと裂けて飛び散るほか鳥や風によって運ばれ拡散します。 日当たりと排水の良い場所を好み、耐寒性があり乾燥にも強いため、手間がかからず栽培しやすい植物です。
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