ケジギタリスは、ヨーロッパ原産の多年草で、別名をワタゲジギタリスともいいます。 この植物は、いくつかの品種があり、一般的には白い花をつける「アルバ」と、ピンク色の花をつける「ローズピンク」が有名です。この2つの品種は、庭園や花壇で美しい景観を演出するのによく利用されています。 栽培しやすい植物で、日当たりの良い場所が最適ですが、半日陰でも生育できます。排水性の良い土で、適度に水と肥料を与えることが大切です。 日本でも観賞用に栽培されていて、高さが約1メートルにもなります。茎はまっすぐに伸び上がり、葉は長楕円形の形をしています。開花時期は夏から秋にかけてで、花の色には白色、クリーム色、淡いピンク色などのバリエーションがあります。花の形状は筒状で、内側には斑点の模様が付いています。 実は小さく球形で、その中に種子が入っています。実から種子を取り出せば、他の場所で新しく栽培することが可能です。実は乾燥させて保存することもできます。 ケジギタリスの花は美しさだけでなく、特別な意味も持っています。花言葉は希望や祝福を表すため、結婚式やお祝い事の際に良く使われる花なのです。また、薬用植物として心臓病の治療にも活用されることがある重要な植物でもあります。
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