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オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)-i
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オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)

別名
キレハヤブソテツ
学名
Cyrtomium falcatum

基本情報

ウラボシ Cyrtomium オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)
Polypodiaceae > Cyrtomium > Cyrtomium falcatum
92%
完成度

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  • ハーブ
草丈・樹高
50cm ~
花の色
    葉の色
    開花時期
    日当たり
    半日陰
    耐寒性ゾーン
    6-9
    耐寒性
    やや強い
    耐暑性
    普通
    原産地
    日本、中国、韓国
    成長速度
    普通

    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)の特徴

    概要

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は特に日本、中国、韓国などの温帯から亜熱帯地域に分布しています。起源は現在も自生が多くみられる東アジア地域であるとされています。 葉の形状が鋸歯状で、鬼の爪を連想させることから、オニヤブソテツの「オニ」が付けられました。「ヤブソテツ」とは、山野に生えるソテツを指し、オニヤブソテツはそのソテツに似た形状を持つことからこの名前がつきました。 観賞用として古くから日本の庭園や寺院などで栽培されており、その美しい葉の形状や緑色が評価されています。 現在では、アジア圏以外でも栽培が進められており、アメリカやヨーロッパなどの庭園でも「Japanese Holly Fern」という名前で観賞用として利用されています。Holly Fernという名は形状がヒイラギに似ていることから付けられました。 オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、中国や韓国など東アジアの温帯地域に自生しています。日本でも北海道よりも南の地域で自生が確認されています。 30から80cm程度の羽状複葉であり、短い柄のような形があり、鎌形です。胞子嚢群(そうりょうぐん)という胞子を形成するためのものが葉の裏面にあり、これが繁殖に大きく関係しています。 オニヤブソテツは、山林や渓谷といった日陰や湿った場所を好み、自然環境でよく見られます。 その美しい葉姿から園芸用途としても利用されることがあり、庭園や鉢植えなどで観賞用として生育されることが多いです。しかし、オニヤブソテツはシダ植物であるため、開花や果実をつけることはありません。 オニヤブソテツは、その特徴的な葉の形状や胞子嚢群の存在から、植物分類学者によって独自の分類群に位置づけられています。

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    花言葉

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、その独特な形状から「鋭い刃」という花言葉が付けられています。また、その強靭な生命力から「不屈の精神」や「困難に負けない心」を意味する花言葉も持っています。 さらに、その葉の形状が「剣」や「盾」といった武器を連想させることから、「勇敢さ」や「勇気」を表すこともあるようです。 シダ植物であるため花を咲かせませんが、花言葉が存在するのはその特徴的な姿や性質から来ていると考えられるでしょう。その他にも、「繁栄」や「幸運」を象徴するとされることがあります。 また、日本では縁起の良い植物とされており、お正月の飾りや神社の神具として用いられることがあり、「神聖さ」や「清らかさ」を意味する花言葉も持っていると言われています。

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    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

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    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)の育て方

    水やり

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)の生育期は、春から夏の時期であるため、可能な限り、土壌が乾かないうちにこまめに水を与えましょう。 成長が緩やかになる秋から冬にかけては、水やりの頻度をあえて減らし、土壌が乾燥した状態を保つようにしてください。水やり時のポイントは、じっくりとたっぷりと水を与えて、土壌全体に水が行き渡るようにすることです。湿度は指で触れてみて湿り気を確認しましょう。 季節や気温によって水やりの頻度は変わってきますが、基本的に春から夏は週に2~3回、秋から冬は週に1回程度を目安にしてください。ただし状況によっては、水やりの頻度を増やしましょう。例えば、気温が高い日や乾燥が激しい日は、水やりの頻度を増やす必要があります。 時間帯に関しては、朝や夕方の涼しい時間帯に行うことが望ましいです。昼間の暑い時間帯に水やりを行うと、水分が蒸発しやすくなり、植物に十分な水分が行き渡らないためです。 根腐れを防ぐために、鉢底から水が抜けるようにしましょう。また、葉に水がかからないように注意してください。葉に水がかかると、病気の原因となることがあります。

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    土壌・肥料の管理

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)の生育には、土壌のpHは5.5~6.5のやや酸性の土壌が適しており、排水の良い腐植質の多い土壌を好みます。 春から夏にかけては、月に1回程度、緩効性の化成肥料を与えるようにしましょう。肥料の中でも、窒素・リン酸・カリウムのバランスが良いものを選ぶと、成長を促すことができます。 秋から冬にかけては、2~3ヶ月に1回程度に肥料の与え方を減らしましょう。肥料の過剰摂取を避けることで、オニヤブソテツの成長が緩やかになるこの時期に適した生育を行うことができます。 また、オニヤブソテツは、鉢植えの場合、根詰まりを起こしやすいため、定期的に植え替えを行い、新しい土と肥料を与えてください。植え替え時には、腐葉土や赤玉土を混ぜた土を使用すると、排水性と保水性が向上し、適した環境が整います。

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    日当たり・気温の管理

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は10℃から25℃の範囲が最適な栽培温度とされています。そのため、日本では春と秋の温暖な気候が適しているでしょう。 -5℃程度までの低温にも耐えられるほどの耐寒性はありますが、長期間の霜や氷には弱いため、霜よけ対策が必要となります。夜間に霜よけシートをかけるか、植物を室内に移動させることで、霜から植物を守りましょう。 逆に30℃以上の気温が続くような高温環境には弱く、葉焼けや生育不良を引き起こすこと可能性があります。そのため、夏季には適切な気温を保つための工夫として、日陰を作るか、風通しの良い場所に移動させましょう。 また、湿度が高い環境を好むため、乾燥に注意し、水やりを適切に行うことが大切です。最適な栽培温度の範囲内で、湿度を60%以上に保つことが理想的とされます。 オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、耐寒性が強く、日本の気候に適応しています。 夏越しでは適度に日陰に入れるようにして、「日陰を好む」オニヤブソテツの特性を活かして、より健康的に生育を行いましょう。葉焼けを防ぎ、健康な状態を保つために、直射日光を避けることを意識しましょう。また、根腐れを防ぐために、水はけの良い土を使用し、適度な水やりを心がけましょう。 霜や雪が降る地域では、霜や雪が直接葉に当たらないように、適度な風通しのある場所に置き冬を越してください。また、冬場は乾燥しやすいため、適度な湿度を保つことが大切です。水やりは、土が乾いたら与える程度に抑え、根腐れを防いでください。 オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、直射日光が強すぎる環境を苦手とし、半日陰から日陰を好む植物です。強い直射日光が当たり続けることで、葉焼けを起こし、葉の色が悪くなることがあります。 だからといって、日光が全く当たらない状況下で育てるのはやめましょう。成長が悪くなり、葉の色も鮮やかさを失ってしまいます。最適な日照時間は、1日に3~4時間程度とされているので、日に当てすぎず、遮りすぎない。適度な日照時間の調整が生育のポイントになります。 先述したように、日光が適度に当たる場所が最適であるため、鉢植えで育てる場合は窓辺やベランダなどに設置しましょう。ただし、真夏の強い日差しを避けるため、午前中の日光が当たる東向きの場所や、午後の日光が当たる西向きの場所に設置するように心がけてください。 また、遮光ネットや他の植物の影を利用して、直射日光を避ける工夫も大切です。

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    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、成長が遅く、自然な形で美しい姿を保つため、基本的には剪定や切り戻しに関して特別な手間が必要ない植物です。 ただし、枯れた葉や病気にかかった葉がある場合は、取り除いて健康を保ちましょう。春から初夏にかけてのが最適とされており、新しい葉が出てくるのに適した環境が整います。 剪定や切り戻しの具体的な手順としては、まずはじめに、枯れた葉や病気にかかった葉を見つけ、それらを株元から切り取り、処分するようにしましょう。切り取る際は、タオル等で汚れを拭き取った清潔な剪定ばさみを使用し、新たな感染症の拡大を防ぐように注意しましょう。

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    鉢植えの方法

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)の植え付けや植え替え、収穫に関して特別な手順が必要となるため、注意が必要です。 植え付けの際には、日陰を好むオニヤブソテツに適した場所で、時期としては春から初夏の間に行いましょう。 具体的には手順としては、水はけの良い土を用意し、根が十分に広がるように植え付けます。理由としては根が鉢いっぱいに広がった時や、根腐れの予防のためです。植え替えの時期は春が適しており、鉢底に軽石や砂を敷いて水はけを良くし、新しい鉢に移植してください。 収穫に関しては、葉を取ることが目的ですが、特に収穫期が決まっているわけではありません。葉が十分に成長し、病気や害虫によるダメージがないものを選んで、株全体のバランスを考慮しながら摘み取りましょう。

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    増やし方

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、主に株分けと胞子による方法で繁殖を進めます。 株分けは、春から初夏にかけて行うのが適しています。手順としては、まず株を掘り上げ、根を傷つけないように注意しながら、根茎を包丁や手で分けます。その後、分けた株は、十分な水分と排水性の良い土に植え、半日陰の場所で育ててください。 胞子による繁殖は株分けに比べて難易度が高く、発芽までに時間がかかりますが、繁殖を行う場合は、胞子葉から胞子を採取し、培養土に種をま方法です。胞子葉を取り外し、乾燥させます。(適切な時期としては胞子葉が黄褐色に変わった頃が目安です。)その後、胞子を培養土にまき、適切に湿度を保ちながら発芽を待ちましょう。 上記二つを見比べてもわかるように、比較的容易にできる繁殖方法は、株分けです。株分けは、成長が早く、短期間で多くの株を増やすことができます。また、株分けによって得られた新しい株は、親株と同じ特徴を持つため、品種の維持が容易です。

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    病害虫対策

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、カイガラムシ、アブラムシ、シロアリなどの害虫の被害をよく受け、病害虫にかかりやすい植物の一つであるため他の植物に比べて注意が必要です。 カイガラムシは、葉に付着し、植物の栄養を吸い取ります。被害を防ぐためには、定期的に葉を観察し、発見次第、手で取り除くか、殺虫剤を使用してください。また、アブラムシも同様に葉に付着し、栄養を吸い取りますが、アブラムシの場合は、天敵であるテントウムシを利用することで、自然な防除が可能です。そのため、葉にテントウムシがついていた場合は、駆除せずにそのまま放置しておくとよいでしょう。 シロアリの被害を防ぐには、土壌に市販のシロアリ駆除剤を散布するか、シロアリの侵入を防ぐための壁を設置することが有効です。 また、水はけの良い土壌を用意し、適切な水やりを心がけることで、根腐れ病予防にもつながります。

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    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)の分布地図

    分布・生息地

    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    なし

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、稀にアレルギー反応を引き起こすことがあり、注意が必要です。しかし、アレルギー反応を除けば、基本的には人体に対する毒性がほとんどないとされているどころか、健康に良いという効果が報告されています。 古くから民間薬として、葉には抗酸化作用があるとされており、健康食品として利用されることがあります。その効果は様々ですが、一つ例を挙げると、抗炎症作用です。 ただし、摂取する際は適切な量を守ることが重要です。実際に過剰摂取による副作用が報告されているため、使用時には注意しましょう。また摂取する前に、医療機関にてアレルギーの有無を確認することも大切です。

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    犬や猫への影響

    オニヤブソテツ(Cyrtomium falcatum)は、植物の全ての部位に毒が含まれており、特に葉に多くの毒素が存在します。例にもれず、犬や猫に対しても毒性を持っています。 もし犬や猫がオニヤブソテツを誤って摂取した場合、中枢神経系にも影響を及ぼし、運動失調や痙攣、昏睡状態に陥ることもあります。大きな症状でなくとも、嘔吐や下痢、腹痛、唾液の過剰分泌、食欲不振などの消化器系の症状が現れることがあるため、十分注意が必要です。 犬と猫での毒性の影響に大きな差はないとされていますが、体重や摂取量によって症状の重さが異なるため、注意が必要です。オニヤブソテツを摂取したことが分かった場合は、速やかに獣医師の診察を受けましょう。予防策として、ペットが近づかないように、オニヤブソテツを容易にペットが触れられないように設置する等、適切な場所に植えることが大切です。

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    オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄) (Cyrtomium falcatum)のQ&A

    • オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)の選び方

    • オニヤブソテツとヤブソテツの違いは何ですか?

    • オニヤブソテツが気持ち悪いと言われる理由は何ですか?