イネ科の多年草であるレモングラスは、レモンに似た香りがすることから命名された、インドを原産国に持つ植物です。 草丈は1~2メートルで細い緑の葉を持ち、薄い黄色の小花を咲かせますが、種はつかないため、増やす場合は株分けや挿し木でのみ可能となっています。 日当たりと排水性の高い土壌が適しており、寒さには弱いため室内管理が推奨されます。それほど肥料を必要としないので育てやすく、リラックス効果の高い香りを持つため、アロマオイルやお茶、料理に利用されるだけでなく、風胃腸に不調や風邪に対しては薬草のような効果を発揮します。 特殊な品種や意味を持つものはありませんが、特徴的な香りと高い利用価値から世界中で栽培されている植物です。
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