「ホクロ」は、日本、中国、朝鮮半島などの東アジア地域を原産地とするラン科の植物で、日本では主に山地に自生しています。学名は「Cymbidium goeringii」です。 この植物は、高さ30cm程度の小型なランで、育てやすい品種です。細長い葉をつけ、常緑性があるため冬でも緑色を保ちます。 春に咲く花は直径約3cmと小さく、白色から淡い黄緑色です。紫色の斑点が中心部に散らばっており、その斑点が名前の由来となっています(「ホクロ」は「黒子」の意)。 野生種の他にも、栽培品種がたくさんあります。品種ごとに花の形や色が異なるので、豊富なバリエーションを楽しむことができます。 なお、実をつけることは少ないので、一般には根や新芽から増やしています。
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