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マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)-i
マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)-i

マメダオシ(豆倒し)

学名
Cuscuta australis

基本情報

ヒルガオ Cuscuta マメダオシ(豆倒し)
Convolvulaceae > Cuscuta > Cuscuta australis
83%
完成度

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  • つる性植物
草丈・樹高
花の色
葉の色
開花時期
7月-9月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
9
耐寒性
普通
耐暑性
やや強い
原産地
オーストラリア
成長速度
早い

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)の特徴

概要

マメダオシは、寄生植物の一種です。他の植物に寄生することで栄養を得て生育しています。学名はCuscuta australisです。 マメダオシには根がなく、茎を他の植物に巻きつけて固定しています。このように他の植物に依存して成長するため、自立して育つことはできません。 マメダオシは小型の花を咲かせます。世界の温帯地域を原産とし、日本にも自生しているとされています。

花言葉

マメダオシは、他の植物にからみついて生育する特徴があります。マメダオシのこの姿は、他者との絆やつながりを表していると考えられています。そのため、マメダオシの花言葉は「絆」とされています。この花言葉は、人と人との関係性や結びつきを象徴しているのです。 また、マメダオシは、誕生花として知られています。生まれた月日によって、マメダオシの花が意味する絆が大切だと感じる人もいるでしょう。

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

日本では、マメダオシは夏から秋にかけて開花します。開花のピークは7月から9月です。 マメダオシの花は小さく白色で、集まって咲きます。開花までに2週間から1ヶ月程度かかります。主に午前中から午後にかけて開花します。 マメダオシを長く咲かせるには、十分な日光と水分が重要です。また、宿主の植物を健康に保つ必要があります。マメダオシは宿主に害を及ぼすこともあるため、適切に管理することが大切です。

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)の育て方

水やり

マメダオシには通常の植物とは異なる水やりが必要です。春から夏にかけては、土壌を適度に湿らせるため、週に1回ほど水をたっぷりとあげる必要があります。根もとにゆっくり水を与えるのがポイントです。 一方、秋から冬にかけては、土壌の湿度を下げる必要があります。この時期は水やりの回数を減らし、土が乾燥するのを待ちます。気温や湿度によって異なりますが、およそ10日から2週間に1回くらいが目安です。 また、マメダオシは根が発達していないので、水の量に注意が必要です。土壌の湿り具合を確認しながら、過剰に水を与えないことが大切です。

土壌・肥料の管理

マメダオシが生育するためには、特定の土壌環境が必要です。一般的に、マメダオシは寄主植物の近くで育ちます。また、湿度が高い環境を好みます。 マメダオシは寄生植物なので、肥料を直接与える必要はありません。ただし、寄主植物の栄養状態によっては、追加の栄養補給が必要になることもあります。 マメダオシに適した土壌は、寄主植物の根が張りやすく、排水性が良い土壌です。中性から弱酸性のpHが適しています。

日当たり・気温の管理

マメダオシは他の植物に巻きついて育つ寄生植物で、自ら光合成できないため、日光を強く必要とします。 マメダオシにとって日光は重要で、1日6時間以上の直射日光が望ましいと言われています。また、強い日差しにも耐えられる丈夫な植物です。 マメダオシは寒さに強く、低温でも育ちますが、高温にはやや弱いようです。 マメダオシは寄生植物なので、適切な宿主植物を見つけることが大切です。宿主植物を巻きつけて育つため、日当たりのよい場所に置くのがベストです。

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)の上級者向け育て方

剪定の方法

マメダオシに剪定や切り戻しをする必要性はありません。 なぜなら、マメダオシは他の植物に絡み付いて栄養を吸収しているからです。剪定や切り戻しをすると、マメダオシの寄生が妨げられてしまいます。その結果、マメダオシ自身の生育に悪影響が出る可能性があるのです。 ただし、マメダオシが他の植物に過度に絡み付きすぎている場合は例外です。そのような時は、専門家の指導の下で対処する必要があります。マメダオシを根元から切り離すなどの方法が取られることもあるでしょう。 剪定や切り戻し以外の対策として、マメダオシが他の植物に絡み付く前に早期発見し取り除くことが大切です。また、マメダオシの繁茂シーズンや成長のピーク時に気を付けることも効果的です。

鉢植えの方法

マメダオシを鉢植えにすると、管理が楽になる利点があります。 鉢を選ぶ時は、マメダオシの根が浅いことを考慮し、水はけの良い浅型の鉢を使うとよいでしょう。土については、通気性と排水性に優れた土壌を選択する必要があります。 植え付ける際は、マメダオシの根を傷めないよう、他の植物から注意深く切り離します。根を痛めると成長が悪くなります。また、マメダオシの成長が早いため、定期的に植え替えを行う必要があります。 鉢植えのマメダオシは、他の植物と寄せ植えにすることをお勧めします。色と形のコントラストが美しくなり、育てる楽しみが増えます。

増やし方

マメダオシの増やし方には、いくつかの方法が知られています。 まず、種からの発芽です。マメダオシの種子はとても小さく、風や動物に運ばれやすいのが特徴です。適した条件で種子が発芽すると、根がのびて寄主の植物にからみつきます。但是、種子が発芽する確率は低いので、成功するまでに時間がかかることがあります。 次に、挿し木です。マメダオシの茎を切り取って、湿った土に差し込み、根を出させます。根がしっかり伸びたら、新しい鉢に移植できます。しかしながら、挿し木の成功率は低く、手間がかかることがあるのが難点です。 また、葉挿しも方法の一つです。葉を切り取って同じように湿った土に差し込み、根を出させます。根が伸びたら鉢植えが可能です。葉挿しは比較的簡単で、成功率も高いのがメリットといえます。

病害虫対策

マメダオシは根を持たず、他の植物の上を這い回り、茎や葉に絡みついて栄養分を奪っていきます。このような生活環のため、マメダオシは宿主となる植物の成長を阻害し、枯死に追い込むことも少なくありません。マメダオシの蔓が絡みつくと、葉が黄変したり、枯れたり、実が付かなくなったりと、さまざまな被害が出ます。マメダオシに寄生されると、宿主植物は次第に衰弱していきます。 マメダオシの被害を防ぐには、早期発見と速やかな駆除が重要です。定期的に畑を観察し、マメダオシを発見したらすぐに除去する必要があります。マメダオシの繁殖を防ぐためには、植物の間隔を空けて栽培したり、防虫ネットを設置したりすることも効果的です。また、寄生された植物は感染源となるので、マメダオシごと植物ごと抜き取って処分するのが良いでしょう。 マメダオシ自体が枯れる主な理由は、宿主植物が枯れたため栄養源を失ったことにあります。宿主なしにはマメダオシも生きていけないのです。

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)の分布地図

分布・生息地

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA

マメダオシ(豆倒し) (Cuscuta australis)のQ&A

  • マメダオシのおすすめの選び方はありますか?

  • マメダオシとアメリカネナシカズラの違いは何ですか?