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オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)-i
オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)-i

オニスゲ(鬼菅)

別名
オニスゲ,ミクリスゲ
学名
Carex dickinsii

基本情報

カヤツリグサ Carex オニスゲ(鬼菅)
Cyperaceae > Carex > Carex dickinsii
83%
完成度

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  • ハーブ
  • グラミノイド
草丈・樹高
花の色
    葉の色
    開花時期
    5月-6月
    日当たり
    耐寒性ゾーン
    耐寒性
    耐暑性
    原産地
    日本
    成長速度

    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)の特徴

    概要

    オニスゲは日本全国に自生する湿地植物です。北海道から九州までの湿原、湿地、水辺などに生育します。学名は Carex dickinsii で、別名はありません。 オニスゲの茎は三角形で、葉は細長く、根元から数本の茎が伸びます。茎の先端には穂状の小花をつけます。花は5月から6月にかけて咲き、淡褐色や黄緑色など地味な色合いです。オニスゲには約2,000種類が存在し、日本には約60種が自生しています。 オニスゲは湿原などの湿地に生育するため、水や湿気を好む性質があります。四季の変化に強く、冬でも枯れることはありません。日本の気候に適応した生育能力が高い植物です。 オニスゲはわずかに香りがありますが、特別な意味や象徴はありません。実は小さく地味な茶色をしており、詳細は不明です。 日本ではエゾオニスゲ、ヌマオニスゲ、ヤチオニスゲなど、多くの亜種が確認されています。オニスゲは日本の自然環境を代表する湿原植物と言え、保護の対象となっています。

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    花言葉

    オニスゲは、長期にわたって咲き続けることができるため、忍耐力や生命力の象徴とされ「勇気」や「希望」といった花言葉を持ちます。また、厳しい環境下でも枯れることなく生育できるため、困難に対する堅忍不抜の精神を表していると言えるでしょう。 誕生花としては、6月中旬から7月中旬にかけて生まれた人の花と位置づけられています。この時期に生を受けた人は、クサヨシの花が象徴する勇気と希望を内在する資質を持っているそうです。 風水的には、クサヨシを飾ることで家庭や職場に幸運と成功を招来する力があると信じられています。緑豊かな葉と力強い花序が、活力と発展のエネルギーを引き寄せると考えられているためです。

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    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

    オニスゲは春から初夏にかけて開花します。開花する時期は具体的に4月から6月で、主に朝から昼過ぎくらいまで咲きます。 オニスゲの花が咲くまでは、約1~2か月の期間が必要です。長く花を咲かせるには、日当たりが良く、湿度が高い環境が必要です。日本の気候に適応しているので、そうした条件が花を維持するのに良いといえます。

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    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)の育て方

    水やり

    オニスゲの水やり方法には、それぞれの季節に合わせたやり方が必要です。 春から夏にかけての水やりは、週に1回のペースで土壌の乾燥を防ぐ必要があります。根元にゆっくり水を供給し、過剰にならないようにすることが大切です。 一方、秋から冬の水やりは月1回程度で十分です。ただし、土が乾燥しすぎた場合は追加の水やりが必要になります。 どの季節も共通しているのは、土壌の湿度を確認しながら適量の水を供給することです。水が多すぎて根腐れを起こしたり、乾燥しすぎて根が弱くなるのは避けるべきです。

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    土壌・肥料の管理

    オニスゲは酸性土壌を好み、適切なpHは4.5から6.5程度が理想的です。排水性の良い土壌を必要とし、湿潤な環境を維持することが大切です。 肥料は控えめに使用し、バランスの取れた有機肥料を適量施用するのが望ましいでしょう。オニスゲの生育には、保水力が高く湿地に適した土壌が重要です。定期的な土壌改良も健全な生育のために必要不可欠です。

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    日当たり・気温の管理

    オニスゲは日当たりが良く、直射日光を好むため、昼間に6時間以上の日照がある場所が適しています。日陰で育つと、成長が悪くなります。 また、オニスゲは冷涼な気候を好み、寒さに対する耐性が高いです。氷点下の気温でも生育でき、冬の間も外では生き延びます。ただし、極端な低温下では保護が必要です。 一方で、高温多湿の環境に弱く、真夏の蒸し暑い日射しは葉の変色や枯死の原因になります。夏場は日陰を確保することが大切です。 気温的には、15-25°Cの範囲が最適で、この温度帯では活発に育ちます。極端な高温や低温は成長を抑制します。 オニスゲには地下茎があるので、冬に地中に根を張り、春に新しい芽を出して復活します。寒冷地ではマルチで保護しましょう。

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    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    オニスゲの手入れとして大切なのが、枯れた部分を除去する切り戻しです。 切り戻しのタイミングは、新芽が出始める春先が適しています。この時期に古くなった茎や葉を切り取ることで、オニスゲの活力が高まります。 まず、枯れかけた部分を探しましょう。そして、その部分を鋏や刈込みはさみで、根元から斜めに切断します。切る位置は、新しい茎が健全に育つのに適したところです。 切り戻し後は、切断面に治癒剤を塗布し、過不足なく水やりを行います。すると、オニスゲは勢いよく新しい枝葉を伸ばし始めるはずです。

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    鉢植えの方法

    オニスゲは湿気を好むので、水はけの良い鉢を選びましょう。鉢の底には排水穴をあけることをおすすめします。 次に、鉢の底に小石や土を入れて排水性を高めます。その上に、水はけの良い土を入れてください。 そして、オニスゲの株を傷めないよう、そっと鉢に移しましょう。根を傷めないことが大切です。 植え付けたら、根の回りに土をかぶせ、水を適量与えることを忘れずに行ってください。 オニスゲは成長するので、定期的に鉢植え替えが必要です。その際も根に気をつけてください。 他の植物と一緒に植えるのも良いでしょう。オニスゲに合う植物を選び、鉢の大きさに合わせて配置します。

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    増やし方

    オニスゲ(Carex dickinsii)を増やす方法には、いくつかの選択肢があります。 まず、種から育てる方法です。湿った土に種をまき、日当たりと水やりに気をつけて育てましょう。発芽には時間がかかりますが、根が育てば新しい苗が生まれます。 次に、株分けです。成長したオニスゲの株を掘り起こし、根を傷つけないよう注意深く分けます。分けた株を別の場所に植え替え、適切に手入れすれば新しい植物を得られます。株分けは簡単で確実な方法です。 挿し木もできます。オニスゲの茎の一部を切り取って湿った土に挿し木し、新しい根を生やして育てます。手間はかかりますが、特定の形質を持つ株を増やせます。 葉からの挿し木はオニスゲには適しません。葉が硬く、うまく根を生やせないでしょう。 株分けが最も簡単で確実な増やし方です。特定の株を増やしたい場合は挿し木も検討できますが、種まきや葉挿しは成功しにくいと言えます。

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    病害虫対策

    オニスゲは特定の病害虫の攻撃を受けやすく、中でもハダニとハムシが代表的な害虫として問題視されています。 ハダニはオニスゲの葉の裏側に集まり吸汁することで、植物から栄養を奪います。すると葉が黄変や枯死を起こし、オニスゲの成長が妨げられるのです。一方、ハムシはオニスゲの葉を食害することで被害を及ぼします。 こうした害虫対策として、まずは定期的な観察が重要で、早期発見・早期対処が必要不可欠です。また、天敵を利用するのも効果的な手段の1つです。例えば、ハダニの天敵として捕食性ダニやハチを増やすことが考えられます。そのためにオニスゲの周辺に花を植えることをおすすめしています。

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    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)の分布地図

    分布・生息地

    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    なし

    NO DATA

    犬や猫への影響

    NO DATA

    オニスゲ(鬼菅) (Carex dickinsii)のQ&A

    • オニスゲのおすすめの選び方はありますか?