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テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)-i
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テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)-i
テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)-i
テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)-i
テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)-i

テイショウソウ(禎祥草)

学名
Ainsliaea cordifolia

基本情報

キク Ainsliaea テイショウソウ(禎祥草)
Asteraceae > Ainsliaea > Ainsliaea cordifolia
83%
完成度

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  • ハーブ
草丈・樹高
花の色
    葉の色
      開花時期
      7月-9月
      日当たり
      耐寒性ゾーン
      耐寒性
      耐暑性
      原産地
      成長速度

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)の特徴

      概要

      テイショウソウ(Ainsliaea cordifolia)は、日本では、本州、四国、九州の山地に分布し、特に標高1000m以上の高山帯に多く見られます。日本をはじめとする東アジアの山地に自生しており、湿り気のある場所を好む植物です。 葉は長さ5-15センチ、幅3-10センチの心形で互生し、縁には鋸歯があります。茎は直立し、高さは30-80センチになり、上部に分枝があるのが特徴です。 花冠は5裂し、筒の先端には糸状の花柱が伸びています。花期は9月から11月で、茎の先端に径1cmほどの白い筒状の花を咲かせます。果実は細長い痩果で、長さは5-6ミリメートルです。 また、薬用植物としても利用されており、民間療法では、根を乾燥させたものを解熱剤や鎮痛剤として用いられています。 テイショウソウの学名の「Ainsliaea」は、イギリスの植物学者であるウィリアム・エインズリーにちなんで名付けられました。また、「cordifolia」は、この植物の特徴的な葉の形状に由来しており、ラテン語で「心臓形の葉」を意味します。 日本語名の「テイショウソウ」は、江戸時代の植物学者である伊藤圭介によって命名されました。この植物が徳川家康の家紋に似ていることから、徳川家康の別名である「鯨波亭騒」にちなんで名付けたとされています。ただし、別の説も存在し、徳川家康との関連性も明確ではないため、確定的な由来は不明です。

      花言葉

      テイショウソウの花言葉は、「純真無垢」です。この花言葉は、テイショウソウの清楚で可憐な花姿から連想されるもので、純粋で優しい心を持つ人に贈ることが多いです。 また、花が密集して咲く様子から、人々の心が結ばれることを象徴し、「愛情の絆」という花言葉も持っています。

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)の栽培時期・カレンダー

      栽培時期・カレンダー

      NO DATA

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)の育て方

      水やり

      テイショウソウは、春から夏にかけては、成長期にあたるため、水やりを週に2~3回程度行うと良いでしょう。ただし、土壌の表面が乾いたら、すぐに水を与えるようにしてください。 秋から冬にかけては、成長が緩やかになるため、水やりの頻度を週に1~2回程度に減らします。冬場は特に、室内で育てている場合は暖房による乾燥に注意し、適度な湿度を保つことが大切です。

      土壌・肥料の管理

      テイショウソウは、やや湿った環境を好むため、水はけの良い土壌が適しており、土壌のpHは5.5~6.5程度のやや酸性が好ましいとされています。また、土壌の質に関しては、腐葉土や赤玉土を混ぜたものが適しています。 肥料に関しては、春から夏にかけての成長期に、化成肥料や有機肥料を適度に与えると良いでしょう。特に、窒素・リン酸・カリウムをバランスよく含んだ肥料が適しており、月に1回程度、適量を与えることが推奨されています。 秋から冬にかけては、成長が緩やかになるため、肥料の与え方を減らし、冬場は肥料を与えないほうが良いでしょう。

      日当たり・気温の管理

      テイショウソウは、半日陰を好む植物です。最適な日照時間は、1日のうち4~6時間程度とされています。直射日光が強すぎると、葉焼けや葉の枯れが起こることがあるので注意が必要です。 一方で、日光が全く当たらない状況では、花が咲かなくなるなど、成長が悪くなります。 鉢植えの場合、窓際やベランダなど、日光が適度に当たる場所に置くとよいでしょう。直射日光が強い場合は、日よけネットやカーテンを利用して、適度な日陰を作ることが効果的です。 テイショウソウの栽培に最適な温度は、春から秋にかけての15℃~25℃の範囲とされています。 耐寒性があり、寒さに強いほか、夏場の高温にも比較的耐えられる耐暑性があります。 最適な気温を保つために、直射日光を避ける場所での栽培が望ましいです。また、風通しの良い場所を選ぶことで、高温や湿度によるストレスを軽減できます。 冬季には霜や凍結に注意し、寒冷地では霜よけの対策を行うことが重要です。例えば、霜よけネットを使用することで、寒さから植物を守ることができます。

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)の上級者向け育て方

      剪定の方法

      テイショウソウは、自然環境下で育つため、特別な剪定や切り戻しの必要性は低いと考えられていますが、庭園や鉢植えで栽培する場合、適切な手入れが必要になることがあります。 この植物は、根元から新しい芽が出る性質があるため、過度な剪定や切り戻しは避けることが望ましいです。適切な時期は、春から初夏にかけてです。寒さによって植物がダメージを受けやすくなるので、冬場の剪定は避けてください。

      鉢植えの方法

      テイショウソウの植え付けは、春から初夏にかけて行うと良いでしょう。日当たりの良い場所に水はけの良い土壌を用意して種をまきます。 発芽後、苗が十分に成長したら、植え替えを行いましょう。株間を20~30センチ程度に広げ、深さ10センチほどの穴を掘り、苗を植え付けます。 この植物は、成長が遅く、収穫には時間がかかります。花が咲いたら、種子ができるまで待ち、種子が乾燥した状態になったら収穫してください。種子は、乾燥させた後、密閉容器に入れて保管します。 テイショウソウは繁殖力が強く、一度植えると広がりやすいため、管理が必要となりますので注意しましょう。

      増やし方

      テイショウソウの繫殖方法には、株分けと種子による方法がありますが、成長が早く、病気や害虫に強い苗が得られることから、株分けが最適とされています。 株分けの手順としては、春の成長が始まる前か秋に、根を傷つけないように注意しながら株を掘り出します。根が十分にあることを確認し、株を2つ以上に分け、切り口には消毒剤を塗布して感染症を防ぎましょう。最後に、分けた株を元の場所や新しい場所に植え付け、水を十分に与えます。 種子による繁殖も可能ですが、発芽率が低く、成長に時間がかかります。種子を蒔く場合は、春に蒔き、発芽まで湿度を保ち、発芽後は日当たりの良い場所に移動させます。

      病害虫対策

      テイショウソウは、病害虫に強い植物として知られていますが、根腐れ病にかかることがあるため注意が必要です。根腐れ病を防ぐためには、水はけの良い土壌を選び、適切な水やりを心がけてください。 また、アブラムシやカイガラムシなどの害虫にも注意が必要です。害虫対策としては、定期的に植物の状態をチェックし、害虫が発見された場合は、速やかに手で取り除くか、適切な殺虫剤を使用しましょう。 さらに、カビ病にも注意が必要です。カビ病を防ぐためには、通気性の良い場所に植え、適切な水やりを行ってください。

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)の分布地図

      分布・生息地

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)の毒性

      人や動物への健康効果

      edible
      不明
      毒性
      不明

      テイショウソウは、人体への毒性が報告されていない植物です。 過去には、民間薬として利用されていたことがあり、解熱や利尿作用があるとされていたほか、傷の治癒にも使われていたとされています。

      犬や猫への影響

      NO DATA

      テイショウソウ(禎祥草) (Ainsliaea cordifolia)のQ&A

      • テイショウソウとキッコウハグマの関連性や特徴は?

      • テイショウソウのおすすめの選び方はありますか?