オオアワダチソウは北アメリカを原産地とするキク科の多年草で、日本には明治時代に渡来しました。学名は「Solidago gigantea」です。 名前は大きな穂立ち草を表し、植物の特徴に由来しています。夏~秋に小さな黄色い花が密に咲き、1.5m程度の高さに成長します。 明るい黄色の花をつけるため「希望」や「幸福」を象徴する植物といわれています。また、花がチョウやミツバチなど昆虫の重要な食物となるので、蜜源植物としても知られています。 品種は一種類のみで、強い生育力を持ち、河川敷や湿地など多様な環境に適応することが可能です。 小さな実が風に運ばれ、遠くへ飛んでいくことで、植物の分布範囲を広げていきます。 特別な手間をかけずに育てられるので、初心者にも非常に育てやすい植物です。ただし、繁殖力が強いので、庭に植えた後には取り扱いに注意するようにしましょう。
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