ナヨシダ(学名:Cystopteris fragilis)は、常緑性のシダ植物の一種で、日本全国広い範囲に分布しています。湿った環境を好み、岩場や森林の下層部に生息することが多い植物です。 名前の由来は、ギリシャ語の羽と胞子から来ていますが、和名はその名のとおり、なよなよと頼りないイメージからつけられたようです。 葉は細長く淡い緑色で、葉の長さは通常15~30cm程度になります。葉脈は細かく分岐し、葉の裏側には胞子を形成するための胞子嚢が細かく並んでいます。 ナヨシダを育てるには湿度と日陰を好むという環境を整えることが重要です。胞子から新たにナヨシダを育てることもできます。生命力が強いので、庭園や公園の装飾など幅広く利用されている植物です。
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