セイヨウヒキヨモギ(Bellardia viscosa)の原産地は地中海沿岸地域で、特にスペインやイタリアでよく見られます。 乾燥に強く、育てやすいですが、日本ではあまり見かけることはありません。 葉は対生し、形状は卵形で、表面に粘液を分泌する毛が密生しています。そのため、触るとぬめり感があります。高さは30cmから60cmに成長する一年草です。 花期は春から初夏です。花は黄色で小さく、花冠は4つの裂片からなります。花の形状は唇形で、上唇は2裂、下唇は3裂です。黄色い美しい花は、観賞用としても利用されます。 種子は小さく、黒褐色で光沢があります。
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