南アフリカを原産とするシキザキベゴニアは、別名をシキザキシュウカイドウ、シロバナベゴニアといい、日本でも盛んに観葉植物として栽培されています。 シキザキベゴニアの最大の特徴は、その美しい葉と可愛らしい花びらです。葉は光沢があり厚みのあるハート型で、ギザギザの鋸歯が縁に並んでいます。 その葉の形状がシキザキの名前の由来です。花は小ぶりで、白やピンクなどの可愛い色合いをしています。 花の中心には黄色の雄しべと赤い雌しべが配置されているのが特長です。 シキザキベゴニアには様々な品種が存在し、花の色や葉の模様が異なる変化に富んだ種類があります。観葉植物としてだけでなく、寄せ植え等の育て方が楽しめる個性的な植物といえます。 シキザキベゴニアの学名であるBegonia cucullataは、ラテン語の「フードをかぶった」に由来します。葉の形状がフードをかぶった姿に見えることから名付けられたそうです。 栽培の際は、日陰でも生育するため直射日光を避けた場所に置くのが良いでしょう。過湿に注意し、土が乾いたら水やりを行うようにしましょう。 手軽に育てられることから、部屋のインテリアとして人気のシキザキベゴニア、ぜひあなたの部屋にも飾ってみてはいかがでしょうか。
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