インドクワズイモは、学名Alocasia macrorrhizosという植物です。別名「オオクワズイモ」や「ニセクワズイモ」と呼ばれます。大型の葉と独特の形状が特徴です。 起源につきましては、インドクワズイモは熱帯地域が原産であり、東南アジアやオーストラリアなどの地域に自生していたと考えられており、古くから熱帯雨林に生息していた植物です。 この植物の最も大きな特徴は、非常に大型の葉で、葉の形状がとても独特な点にあります。葉は緑色であり、その大きさは30センチメートルから90センチメートルに達するほど大型です。葉の形は矢じりのような形状で尖った先端があるのが特長です。また、葉の表面は光沢があり、手に触れた際には滑らかな感触があるのが分かります。 インドクワズイモは花を咲かせることもありますが、花よりもむしろ葉の方が魅力的な部分であると言えるでしょう。開花する花は小さく、緑色や白色をしているものの、それほど目立つものではありません。 この植物には、葉の模様や色合いの異なる様々な品種が存在します。一部には、葉の表面に白色の斑点や模様が入っている品種も存在します。 名前から「クワズイモ」と呼ばれている通り、食用には適さないものです。 インドクワズイモは育てやすい植物でもあり、日陰でも生育可能です。湿度の高い環境を好むため、水やりには注意が必要不可欠です。鉢植えや庭の観葉植物として人気があるのも魅力の一つといえるでしょう。
0
0