おすすめの花のサブスク10選！特徴や料金を徹底比較

「花のある生活」は誰もが一度は憧れるものですが、花屋に行くのはハードルが高かったり、選び方がわからない人も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、お花のサブスクサービスです。

花のサブスクは、自宅にいながら定期的に花を受け取れるため、簡単で手軽に花を飾ることができます。しかし、花のサブスクサービスは近年増え続けており、「多すぎて選び方がわからない」「料金プランがいっぱいあって迷う」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、おすすめの花のサブスク10選を紹介します。花のサブスクをおすすめする人や、サブスクで届いた花を長持ちさせるコツも解説しますので、参考にしてください。

花のサブスクサービスの選び方

ここでは、花のサブスクの選び方を紹介します。

お届け方法が自分に合っているか

花のサブスクは、自宅にいながら定期的にお花を受け取れるサービスです。お花の量や品質へのこだわりなどによって、受け取り方や値段が異なっているため、よく比較して選ぶ必要があります。

お花の受け取り方は、大きくポスト投函と宅配の2種類に分かれます。花の本数が少ないプランでは、花のお届けに特化した形の箱でポストに届くので、お届けの時間に家にいる必要がなく、再配達も不要です。

本数が多くボリューミーなプランは宅配で届き、宅配ボックスや置き配、クール便を選べるものもあります。「ポスト投函だと花が潰れそうで心配」という方は、宅配で受け取れるサービスを選びましょう。

お花の量や種類が好みに合っているか

花のサブスクでは、花の量によって複数の料金プランが設けられているサービスが多くあります。

最も手軽なものは3～4本で1,000円以下のサービスもあり、「まずは試してみたい」という方におすすめです。花を飾ることに慣れている方や、「もっとたくさんの量を楽しみたい」という方は、ボリュームアップしたプランに変更して続けるなど、欲しい量に合わせたプランを選びましょう。

また、サービスによっては花の色を選べたり、インテリアの雰囲気に沿った花を選べるものもあります。「お花を飾ってこんな部屋にしたい！」というイメージがある方は、色やテーマ、雰囲気を選べるプランがおすすめです。

最低注文回数の縛りがあるか

花のサブスクの中には、最低継続回数の縛りが設けられている場合もあります。

最低継続回数よりも前に解約すると追加料金がかかったり、そもそも解約ができないもの、「〇回注文するまでは毎週のお届けで隔週は選択できない」といったものもあるため注意が必要です。

「とりあえず1回だけ試してみたい」「初回注文の次から休会やスキップをしたい」という方はとくに注意が必要ですので、各サービスのFAQ欄をよく見ておくようにしましょう。

編集部が選んだおすすめの花のサブスク10選

ここでは、おすすめの花のサブスク10選を紹介します。

1.bloomee（ブルーミー）

bloomee（ブルーミー）は、登録者数が10万世帯を超えた、代表的な花のサブスクサービスです。初めて利用する場合は、公式サイトで確認できるクーポンコードを入力することで0円でのお試しができます。

料金プランは3種類で、最も価格の低い体験コースはお花3本で825円と、花のサブスクサービスの中でも手ごろな価格帯となっています。花を飾ることに慣れてきたら、本数が多いリッチプランに変更するなども可能で、お花の初心者から慣れている方まで誰でも楽しめる点が特徴です。

なお、最低でも4回は継続する必要があり、4回受け取るまでは隔週受け取りへの変更ができない点に注意が必要です。

もっとも有名な花のサブスクサービスの一つだね！初回無料も嬉しい♪

テラビット

bloomee（ブルーミー）公式サイト

2.medelu（メデル）

medelu（メデル）は、明治39年に創業した花屋の子会社が行っているサービスで、お花のコースをお部屋の雰囲気に合わせて選ぶという点が最大の特徴です。

ANYROOMコースではどんな雰囲気のお部屋にも合うお花が届き、シックな雰囲気の花が欲しい人にはMODERNコースがおすすめで、リラックスできる雰囲気が好きな方には、NATURALコースがおすすめです。淡いクリーム色や白色とグリーンの組み合わせなど、優しい色合いのお花が届きます。

それぞれのコースで好みによって花の量を選ぶことができます。料金表は以下の通りです。

花の雰囲気でコースが選べるっておもしろいね！

テラビット

medelu（メデル）公式サイト

3.ハナノヒ365days

ハナノヒ365daysは、日比谷花壇が運営する花のサブスクです。料金価格帯は高めですが、季節の花をたっぷりとしたボリュームで楽しめるため、「玄関やダイニングなど何か所か飾りたい」「品質の高い花を購入したい」という方におすすめのサービスとなっています。

お届けの頻度は月に1回または2回となり、お届け方法は宅配です。月に1回届くDEAIコース、月に2回届くKURASUコース、バラをたっぷりと使用したNAGOMUコース、とっておきの贅沢を楽しむKIWAMIコース、花農家さんが厳選したお花が毎月届く花農家のこだわり便の5種類から選ぶことができます。

バラやシャクヤクなどの豪華な花が入っていることがあり、またバラをふんだんに使用したコースがあるなど、華やかさは花のサブスクの中でもトップクラスです。

高価格帯だけど、月単位で見ると他のお花サブスクと変わらない水準だね！

テラビット

ハナノヒ365daysの特徴

4.HitoHana（ヒトハナ）

HitoHana（ヒトハナ）は、気分や部屋の雰囲気に合わせて、花の色とボリュームをカスタマイズできるサブスクサービスです。フローリストが旬の花で毎週異なるレシピを作成しており、お部屋の中でも季節を楽しむことができます。

花の色は、ホワイト＆グリーン、レッド、イエロー＆オレンジ、ピンク、ブラウン、ブルー＆パープル、おまかせの7種類から選ぶことができ、お届けの度に選択し直すことが可能です。また、花のボリュームもLite、S、M、L、LLの5種類から選べて、色とボリュームの組み合わせで部屋の雰囲気や気分に合わせることができます。

お届け方法は通常の宅配かクール便で、花が潰れる心配がなく受け取ることができます。お届け頻度は毎週と隔週のほか、4週間に1回を選ぶことで月に1回ペースで注文することも可能です。

花の色が選べるのは嬉しい！ボリュームも選べて、自分好みの雰囲気を演出できそう♪

テラビット

HitoHana（ヒトハナ）公式サイト

5.&flower（アンドフラワー）

＆flower（アンドフラワー）は、ポスト投函でかわいいお花が届き、受け取り曜日や間隔が選べるため、忙しい人でも続けやすいサービスです。配送頻度を毎週・隔週・月に1回で選べるほか、到着日を平日・週末・ビジネス（週の初め）で選べるなど、生活サイクルに合わせて組み合わせることができます。

料金プランは一つのみで、花とグリーン4～5本の組み合わせで1,265円となっており、低価格帯のサービスとなっています。他の花のサブスクでは、花の量や雰囲気で複数のプランがあることが多いため、「自分に合うボリュームがわからない」「手ごろな金額でお花を飾りたい」という方におすすめです。

お花が届く曜日を選べるのは便利だね！シンプルな料金プランも迷わなくてありがたい♪

テラビット

&flower（アンドフラワー）公式サイト

6.hanameku（ハナメク）

hanameku（ハナメク）は、花に精通した花市場のプロが目利きで花を選んでいるため、品質が高い旬の花が届くのが特徴です。

スタンダードプランでは、届いたお花の容器を開けると花瓶になっているため、届いてからそのまま飾ることができます。お花を長持ちさせるエコゼリーが入っているため、水の入れ替えも不要で簡単に花のある生活を楽しめる点が嬉しい特徴です。そのほか、少量の切り花が届くライトプラン、ボリュームの多い切り花が届くセルフアレンジプランも用意されています。

なお、関東・中部・南東北（宮城・山形・福島）以外の地域では追加送料がかかる点に注意が必要です。

開けた瞬間花瓶になるっておもしろいね！花瓶がなくても手軽に飾れてうれしい♪

テラビット

hanameku（ハナメク）公式サイト

7.＋hana（タスハナ）

＋hana（タスハナ）は、国産の花が市場から直送で届き、鮮度の高いお花を楽しめます。規格外の花や試作品種の花などの市場から行き先がない花が含まれているため、フラワーロス削減に貢献できるサブスクサービスです。

花の形や大きさが不揃いのものや品種改良中の花は、市場に流通させられず、通常であれば廃棄されてしまうため花の生産者にとっては損失となってしまいます。＋hana（タスハナ）では、そのような花を含めてお届けしているため、サービスの購入で花の生産者を応援することができるのです。

なお、最低でも5回は継続する必要があることに注意が必要です。

フラワーロス削減に貢献できる！購入者も生産者も嬉しいサービスだね。

テラビット

＋hana（タスハナ）公式サイト

8.LIFFT（リフト）

LIFFT（リフト）は、提携農家から採りたてのお花を速やかに発送しているため、品質と鮮度の高い旬のお花が届きます。また、受け取りの曜日や時間帯も選択できるため、鮮度の高さを保った状態で受け取れるのが特徴です。

毎月セットでついてくる「ジャーナル」では、花の説明のみではなく、お花のストーリーや豆知識、産地の情報などが載っていて、毎月少しずつ花に詳しくなれるのもポイントです。また、スタンダードプランでは、初回に花瓶とセットのプランを選べたり、毎月コーヒー豆とセットで届くプランも選択できます。「花のある上質な暮らし」を楽しみたい方にはおすすめのサブスクです。

なお、ライトプランは本州（山口県/広島県/島根県除く）・四国限定のプランとなっているため、対象外の地域の方はスタンダードプランしか選べない点に注意しましょう。

毎月の冊子やコーヒー豆セットのプランもあって、暮らしをランクアップできる♪

テラビット

LIFFT（リフト）公式サイト

9.Pure flower（ピュアフラワー）

Pure flower（ピュアフラワー）は、1,000円以下のプランでスタッフが自宅まで届けてくれるため、みずみずしい状態の花をコスパ良く楽しめる花のサブスクです。

注文後にお届け予定日の連絡があり、近くの店舗の担当スタッフが手渡しで届けに来てくれます。時間が合わなかった場合は玄関先に置いておいてくれるため、留守の場合でも受け取ることができます。お花は2～5種類おまかせでアレンジしたものが届き、旬のお花をロスなく仕入れているため、安価でのサービスを実現しているのです。

なお、支払いはお届けの際に現金でおこないます。クレジットカード等は対応していないため、普段現金を使わない人は注意が必要です。

旬のお花を手渡しで受け取れるなんて、コスパ最強だね！

テラビット

Pure flower（ピュアフラワー）公式サイト

10.青山フラワーマーケット

全国的に有名な花屋である青山フラワーマーケットも、花の定期便サービスを展開しています。花のボリュームや雰囲気ごとの6種類のコースがあるほか、お供え花に特化したコースが4種類あるのも特徴です。

レギュラーコースでは、フローリストが厳選した花がおまかせで届くほか、シーズンコースは毎月旬の花1種類の花束が届き、ライフスタイルコースでは花の長さやボリュームの異なる花束が3つ届きます。

コースの内容と料金は以下の通りです。

なお、レギュラーSSコースは送料が一律550円ですが、それ以外のコースは地域ごとに送料が異なります。最も安い関東・南東北などの地域では913円、最も高い九州では1,320円が別途かかる点に注意しましょう。

自分に合ったボリュームを選んで楽しめる♪ お供え花コースがあるのも大きな特徴だね！

テラビット

青山フラワーマーケット公式サイト

お花のサブスクをおすすめする人

ここでは、花のサブスクをおすすめしたい人を紹介します。

花を飾る習慣を付けたい人

花のサブスクは、1週間に一度や月に１回など定期的にお花が届くサービスです。花屋に通う必要がないため、近くに花屋がない人や、花屋に入る勇気がない人でも花を飾る習慣を手軽に身に着けることができます。

お花は、適切にお手入れをすることで10日～2週間ほど楽しむことができます。そのため、咲き頃のお花を切らすことなく飾りたい方は、定期便のお届け頻度を2週間に1回とするのがおすすめです。

どんなお花を選んだらいいかわからない人

花のサブスクでは、基本的に花の種類はお任せとなります。そのため、「花に興味はあるけど、どんな花を選んだらいいかわからない」「一輪だったら選べるけど、花のコーディネートは難しい」という方におすすめです。

デザイナーやお花屋さんなど、花のプロが選んだアレンジが届くのも花のサブスクの特徴です。「全く知らなかった花が届いたけど、その花が好きになった」という偶然の出逢いも楽しむことができます。

何度か注文するうちに、花とグリーンの組み合わせ方なども勉強できますので、花について初心者の方には特におすすめのサービスになっています。

花屋に行く時間がない人

花のサブスクでは、花が郵送や宅配便で届くサービスが多くあります。「仕事が忙しくて、花屋さんが開いている時間に帰れない」「花のある生活に憧れるけど、花屋さんに行くのが億劫」という方には特におすすめです。

宅配受け取りのサービスの中には、クール便を選択出来たり、置き配や宅配ボックスでの受け取りを選択できるものもあります。

仕事が忙しく帰りが遅くなるときでも、時間を気にせず受け取れるサービスを選ぶことで「忙しい時こそ自宅をリラックスできる空間にしたい」という思いを叶えられるのです。

「お花のある生活」って憧れるよね！花のサブスクなら手軽に続けられるね！

テラビット

サブスクで購入した花を長持ちさせるコツ

ここでは、サブスクで購入したお花を長持ちさせるコツを紹介します。

受け取ったらすぐに水揚げする

お花を長持ちさせるためには、水揚げをするのが効果的です。茎が水を吸いやすくなるよう、茎の傷んでいる部分を取り除くことを「水揚げ」といいます。空気が入ってしまった茎の切り口部分を除く効果もあり、その点でも水を吸いやすくなります。

お花のサブスクで届くお花は、多くの場合、乾燥を防ぎ長持ちさせるために保水ゼリーが使用されています。お花が届いたら、まずは保水ゼリーを洗い流しましょう。

保水ゼリーを洗い流した後は、ボウルやバケツなどの容器に水を溜め、水の中で茎の先を1～2cmほど、斜めに切り落とします。花は茎の断面から水を吸うため、平行ではなく斜めに切った方が、水に接する面積が大きくなり水をたくさん吸えるようになるのです。茎を切った後は、清潔な水を入れた花瓶にお花を入れてあげましょう。

水揚げをおこなうことで花に栄養が行き渡り、届いた時には元気がないように見えたお花もみずみずしくなります。郵送で届くお花は発送してから時間が経っているため、受け取ったらなるべく早く水揚げをするようにしましょう。

お水は毎日入れ替える

お花を花瓶に生けた後は、毎日お水を入れ替えてあげましょう。花は水の中の栄養分を吸収しているため、長時間同じ水に入れていると栄養分が足りなくなってしまうほか、水も汚くなっていきます。

水を交換する際、数日に一回は水揚げと同様に茎の先を切り落とすようにしましょう。この作業を切り戻しと言います。茎の断面は傷みやすく、水の吸収がだんだん悪くなってしまいます。切り戻しは毎日おこなう必要はありませんが、花が長持ちしやすくなりますので、ぜひ実施してください。

なお、花の栄養剤を使用する場合、毎日水を交換する必要がない場合もあります。使用する栄養剤によって異なるため、説明書などの指示に従って使用しましょう。

不要な葉やつぼみは取り除く

花瓶に生けた際に葉が水の中に浸かってしまうと、葉が腐り水が汚れていきます。水中に浸かってしまう葉は取り除きましょう。

なお、花によって水の適量は異なります。多ければ多いほどいいというものではなく、茎の表面からも水を吸いやすい種類の場合は、水を吸いすぎて腐りやすくなることがあるのです。ぜひ、届いた花の種類と一緒に調べてみましょう。

お花のお手入れって気持ちがいいよね！適切なお手入れで、長くお花を楽しもう♪

テラビット

お花のサブスクに関するよくある質問

ここでは、花のサブスクに関してよくある質問に回答します。

届いた花が傷んでいた！返品や交換はどうやったらいい？

届いた花の茎が折れていたり、明らかに枯れている場合などは、品質保証サービスの対象になることがあります。専用の問い合わせフォームやメールアドレスが用意されていますので、届いた花の写真を撮って問い合わせをしましょう。

なお、品質保証対象となるかどうかは届いたときの状態で判断されます。「受け取るのが遅くなって傷んでしまった」という場合は対象外となるので要注意です。

サブスクで届いたお花はドライフラワーにできる？

サブスクで届いたお花も、つぼみが完全に開ききったときに、エアコンの前に吊るしたり衣類の乾燥機を使用するなど素早く水分を抜くことで、ドライフラワーにすることができます。

しばらく楽しんだ後のお花はドライフラワーに向かないため、つぼみの状態で届いたお花が咲ききった日に、ドライフラワーにするのがおすすめです。

沖縄県や離島でも利用できるお花のサブスクはある？

bloomee（ブルーミー）やハナノヒ365daysは、沖縄県へのお届けに対応していますが、離島へのお届けはほとんどの場合対象外となっています。

サービスによっては北海道が対象外となっていたり、本州の地域でも追加送料がかかることもありますので、対象地域と送料はよく調べるようにしましょう。

まとめ

花のサブスクは種類が多く迷ってしまいますが、受け取り方や金額、届く花の特徴がそれぞれ異なります。「まずは一回試してみよう」と気軽に試せるのも嬉しいポイントですが、最低継続回数の縛りがあるものなどは注意が必要です。

それぞれの花のサブスクの特徴をよく比較することで、自分に合ったサービスを見つけることができます。継続できるサブスクを選び、「花のある暮らし」を長く楽しみましょう。

自分にぴったりのお花のサブスクを選んで、お部屋を華やかに彩ろう♪

TERRARIUM

編集者・ライター

Twitter

TERRARIUM編集部です。SDGsや環境に関連するコラムをお届けします。